移動平均線について
移動平均線とは
英語でムービングアベレージ、
頭文字を取ってMAと一般的には
言われることが多です
これは一定期間の平均値を一本のラインで
表示させたもので
インジゲーターの中では最も有名で1番多く
使われています
種類としては
sma シンプル、ムービングアベレージ
単純移動平均線
ema エクスポネンシャル、ムービングアベレージ
指数平滑移動平均線の2つが主に使われています
wma ウェイティッド、ムービングアベレージ
加重移動平均線と呼ばれるMAもありますが
ほとんどの投資家は使っていないので
知らなくても問題ありません
この画像を見るとEMAとSMAの違いは分かりやすいと思います
(画像)
黄色い線がEMAで白い線がSMAになります
同じ期間の移動平均線でも種類によってこれだけ動きが違います。
EMAの方が価格に対して敏感に反応するので
相場の流れを読むのに適しています
SMAの方がEMAと比べると反応が少し遅れて動いていきます
移動平均線のよく設定される期間としては
短期の移動平均線で5MA、10MA
中期の移動平均線で75MA、80MA
長期では180MA、200MA
など短期中期長期に分けて
使われるのが一般的です
正直使うのはどれでもいいですが
期間が近いと機能しない場合もあるので
短期、中期、長期で期間に差を付けて、同じ期間を使い続けるのがいいです
なぜなら
ルールを決めていない取引は長期的に勝つ事が難しいからです。
通貨を見るときも同じですが
初めから多くの通貨を見てもどの通貨で
取引した方がいいか分からなくなるので
同じ通貨の同じ時間帯を見る事を徹底しましょう。
なので例えば、ドル円の夜21時から0時までを
短期の5MA、中期の80MA、長期の200MAの3本の線を入れて今月は全部相場を見ていくとか、
頻繁に変えているとどれも中途半端で
器用貧乏になりますので
その様にルールを決めて磨いていく事が大切です。
移動平均線の使い方としては
一本だけでも相場の流れを読むことはできますが
複数の機関の移動平均線を組み合わせる事で
高い精度で相場を読む事ができます
例えば
この様にMAの上に価格が推移していて
長期の移動平均線の下から短期のMAが
重なり突き抜けた時に強い上昇トレンド
になる傾向があります
これをゴールデンクロスと言います
逆にMAの下に価格が推移していて
長期のMAの上から短期のMAが重なった時に
強い下降トレンドになる傾向があります
これをデットクロスと言います
またグランビルの法則と言うものもあり
これも移動平均線を使った手法の1つになります
一般的にMAの向きや乖離率などから、
相場の方向性を分析するために使用します
MAがあって価格がその周りを推移している状態で
青が買い、赤が売りのサインです
買いのエントリーポイント4つ、売りのエントリーポイント4つの
計8つのポイントで構成されていますが
詳しい使い方については今後の動画でご説明させて頂きますのでこの動画では割愛します
以上がMAの説明になりますが
実戦での使い方であったり僕たちが10年分の過去検証をして見つけ出した相場のパターンや
どのMAを使いどの角度ならどう動くかなど、
MAを使った手法に関しては
FAST+の方でお話していますので興味があれば覗いて見てください。
それではまた次の動画でお会いしましょう。
価格の下に移動平均線が推移