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【未経験でも分かる!】ファンダメンタルズ分析の極意

目次

 

 

FXには「テクニカル分析」「ファンダメンタルズ分析」の異なる2つの分析手法があります。

 

ファンダメンタルズ分析を学ぶと、中長期のエントリーや勝率の高いエントリーをする事ができます。

 

そこで今回はファンダメンタルズ分析の極意と、なぜ大切なのかを解説していきます!

 

ファンダメンタルズ分析とは?

 

ファンダメンタルズ分析とは、経済指標や要人の発言、各国の金融政策の動向を分析し相場を予想する分析手法の事を言います。

 

今後の動向を分析していく手法なので中長期のエントリーをする際には必須になります。

 

この分析ができると大きな相場のトレンドを予想するのが簡単になり、利益が出しやすいです。

 

 

ファンダメンタルズ分析を覚えると

 

このファンダメンタルズ分析を覚えると勝率が激的に上がります。

 

例えばテクニカル分析を使って買いのサインが出ている際に、ファンダメンタルズ分析でも買いの要因があればトレンドが伸びやすく積極的に買いでエントリーを仕掛ける事ができます。

 

逆にテクニカルで買いのサインが出ていて買いでエントリーしても、ファンダメンタルズ的に下落の方向であれば騙しや負ける可能性が高まります。なので回避することにも使えるのがファンダメンタルズ分析です。

 

 

初心者こそファンダメンタルズ分析を優先して覚える理由

 

初心者がなぜ優先してファンダメンタルズ分析を覚えた方が良いのかというと、テクニカル分析のみで収益をプラスにしていくのは「時間」「労力」がかかるからです。

 

相場はその時の経済によって、毎回戦略を練り直さないといけません。

 

相場がガラッと変わった時に、今まで使っていた手法が全く通用しなくなる事があります。

 

なのでどの手法と、どの相場が相性が良いか全く分からないと時間がかかり〝負のスパイラル〟に陥ってしまいます。

 

 

中長期エントリーに必須な理由

 

ファンダメンタルズ分析は、方向性を定めるためにあります。

 

方向性に関してはテクニカルで決まる訳では無く、ファンダメンタルズで決まります。

 

なので相場を動かす大口や機関投資家はファンダメンタルズを考慮して取引しているという事です。

 

覚えるべきポイントは『大口はファンダメンタルズに順張り』のエントリーをするです。

 

例を出すと、アメリカの金利が上昇すれば「ドル買い」、日銀が低金利を維持すれば「円売り」というような流れに相場がなっていくという事です。

 

 

ファンダメンタルズ分析の覚え方

 

まずFXの値動きのお話からします。

 

FXの値動きは各国の金利差が反映されたものになります。

 

なのでドル円の通貨を取引する場合はアメリカと日本の金利を見る必要があります。

 

MT4だと金利は表示されないので、トレーディングビューなどの金利が見れるサイトでチャートを見ることをおすすめします。

 

※トレーディングビューのサイトだとアメリカの長期金利【US10Y】日本の長期金利【JP10Y】で表示する事ができます。

 

 

各国の金利差を見ていこう

 

それぞれの国の金利差の動きを把握すれば今後の相場動向が分かりやすくなります。

 

例えばドル円を取引する場合は、米国債10年物利回りと、日本国債10年物利回りを見る必要があります。

 

ここの金利差が拡大すればドル円は上昇が強くなり、縮小してこれば下落が強くなるイメージです。

 

なので各国の金利がどのようにして動いていくのかを把握していく必要があります。

 

動き方としては利上げすれば金利は上昇され、利下げすれば金利は下落していきます。

 

 

金利がどのように動くのか把握しよう

 

金利は景気と密接な関係があり、景気循環によるお金の需給バランスに合わせ上昇と下降を繰り返して行きます。

 

下図をみてください。

 

 

景気回復が進めば金利が上昇され、その後は景気後退から金利低下という流れがあります。

 

各国の景気がどこの位置にいるのかを把握する事さえできればファンダメンタルズ分析はそこまで難しいことではありません。

 

ではどのように覚えていけば良いのかを詳しく解説して行きます。

 

金利と景気の関係性

 

覚え方としては金利低下から覚えて行きましょう!

 

この金利低下からの動きを覚えるのが簡単で、10年のサイクルで繰り返されており、そのスタート地点が金利低下になります。

 

 

金利低下とは?

 

コロナショックや、リーマンショックなどの大きな経済事件があると金利低下からサイクルが始まります。

 

これは国民が高い金利の時に大きな経済事件で生活が困難になるので必ず金利を低下する動きがあります。

 

なのでコロナが流行った時に緊急で利下げをして金利を低下させました。

 

景気回復とは?

 

次に景気回復です。

 

景気が回復したと判断できる指標をご紹介します。

 

GDPの増加/雇用者数の増加/消費者信頼感指数の改善/全体的な景気の指数の上昇
などがあります。

 

この指標を確認して景気が回復している判断をすることができます。

 

金利上昇とは?

 

次に金利上昇です。

 

金利が上昇するとは簡単に説明すると利上げをするということです。

 

利上げをする原因は大きく5つあります。

 

①インフレの増加/②経済成長の促進/③資金調達のコストの増加/④通貨の価値の予防/⑤マクロ経済の均衡の維持

 

この複数の要因が異常な数値などが発表されれば利上げをするので、金利上昇と捉えることができます。

 

今回のコロナ相場で考えるとインフレ率の増加が大きな原因でした。

 

一般的にインフレ率が2%を超えると、経済成長を妨げたり消費者の購買力を低下させたりする原因になるのでそれを対策する為に金融政策などの様々な方法があります。

 

景気後退とは?

 

次に景気後退です。

 

金利が上昇してから景気後退に突入する流れを解説します。

 

コロナ相場ではインフレの増加が原因で利上げしていました。

 

ただずっと利上げをし続けると経済成長に悪影響を及ぼす可能性があるのでどこかでは利上げをストップしないといけません。

 

それがインフレが落ち着いてきたタイミングや、景気が後退していることを示唆するような指標で悪い結果が続いた場合になります。

 

利上げ幅が縮小したり、利上げ据え置き期間になり、ドルは下落していきます。

 

このようなサイクルを覚え、米国経済がどの位置にいるかさえ判断することができれば、為替の投資やドル積立、米国株の投資も難しくありません。

 

 

まとめ

 

今回は、「ファンダメンタルズとは」と「金利と景気の仕組み」を話しました。

 

どの投資をするにしてもファンダメンタルズ分析は必須になります。

 

寧ろこのファンダメンタルズ分析ができるようになるだけで、収入源の柱は増えます!

 

実際のエントリーや、どのように収入の柱を増やしていくかは別の記事で解説します。

 

ファンダメンタルズ分析は、難しそうなど苦手意識から勉強を避けがちですが、実はテクニカルよりも圧倒的に簡単で利益も出しやすいのが特徴ですので勉強していきましょう。

 

 

- 執筆
shoya
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