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【2023年最新】米国の高配当株投資の魅力や選び方を紹介|おすすめの個別株3選

目次

 

「米国の高配当株を保有するメリットってどんなものだろう」と、気になっている人は案外多いのではないでしょうか?

 

投資初心者でも比較的始めやすい株式投資として、米国の高配当株投資があります。

 

そこでこちらの記事では、米国の高配当株を保有する魅力やリスクを紹介し、銘柄を上手に選ぶポイントや、おすすめの銘柄を詳しく紹介します。

 

米国の高配当株投資に興味がある人は、ぜひ最後まで確認してみてください。

 

米国の高配当株の魅力3選

 

はじめに、米国の高配当株の魅力を3つ紹介します。株価に対し、配当金をたくさん受け取れる株を高配当株と呼びます。

 

米国は、日本など他の国に比べて、配当金をたくさん出す企業や連続増配する企業が多いのが特徴です。

 

そのため、高配当株を保有して配当金をたくさん受け取りたい人は、米国の高配当株への投資を検討する人が多いです。

 

米国の高配当株には、どのような魅力があるのか、もっと詳しく確認していきましょう。

 

配当金が多く年4回配当される

 

米国の高配当株は、配当金の支払いが年に4回あることが多いです。

 

また、米国の企業は株主に利益を還元しようという意識が高く、配当金が多かったり年々増配していったりする傾向があります。

 

年に4回配当があることで、2回配当の企業が多い日本に比べて、配当金を受け取れる機会が増えます。

 

また、仮に業績悪化で減配してしまっても、日本よりも影響が少なくなる可能性が高いです。

 

3ヶ月ごとに配当金が出ることが多く、企業によってタイミングが違うので、うまく組み合わせれば毎月配当金を受け取れるようにすることもできます。

 

連続増配している銘柄が多数ある

 

米国は、1株あたりの受け取れる配当金を年々増やす、いわゆる増配を行っている企業がとても多いのも魅力です。

 

米国株では、30年以上連続増配している株も珍しくなく、さらには50年や60年といった長期間連続増配している株もあります。

 

日本の連続増配最長企業は花王で、2022年の時点で33年となります。

 

米国には、そのような企業が多数あり、さらに上をいく企業もあるということで、高配当を受け取れる可能性がより高いことがわかるでしょう。

 

運用に手間がかからない

 

投資にはいろいろな方法がありますが、不動産投資などをはじめとしたメンテナンスの必要な投資や、デイトレで利益を増やす株式投資と比べて、配当を目当てにした投資は運用に手間がかからない魅力があります。

 

物件を定期的にメンテナンスしなくてはならない不動産などの実物資産をハードアセットといいます。

 

それに対して、株式などの資産はペーパーアセットといい、実際にあるものを修理するような手間がかかりません。

 

また、株式投資の中でも、毎日売買を繰り返すデイトレなどの短期投資は、常にチャートをみている必要があるので比較的手間がかかります。

 

それに対して高配当株投資はパソコンやスマホで注文するだけで売買ができ、放っておくだけで配当金がもらえる手軽さが魅力です。

 

米国の高配当株を保有するリスクは?

 

ここまでは、米国の高配当株を保有する魅力を解説しましたが、反対にリスクはあるのでしょうか?

 

気になるリスクを2つ紹介するので、投資してみたいと考えている人は頭に置いておきましょう。

 

配当金が減配する可能性がある

 

これまで連続増配を続けているとはいえ、未来永劫高配当が出続けるかどうかは、誰にもわかりません。

 

そのため、高配当であることが魅力の株のはずが、売却差益(株を売って購入額との差額で得る利益)も出ず、配当金も出ないようになることもありえるということです。

 

どの投資方法でも、上がることもあれば下がることもあるものなので、高配当株も絶対に高配当が支払われると思い込まないようにしましょう。

 

米国の配当金は、日本とアメリカの二重課税になる

 

米国株の配当金には、アメリカと日本で二重に税金がかかってしまうデメリットがあります。

 

この二重課税をそのまま受け入れてしまうとアメリカの課税で10%、日本の課税で20.315%ということで、トータル30.315%の税金を支払うことになります。

 

ただ、米国株の課税は「外国税額控除制度」が用意されていて、確定申告をすれば10%が返還されることを覚えておきましょう。

 

外国税額控除制度を使うには、「外国税額控除に関する明細書」の作成や、「年間取引報告書」「支払い通知書」などの証券会社から届く書類の用意が必要です。

 

制度を利用する必要が出てきたら、きちんと書類を保管するようにしましょう。

 

米国の高配当株を上手に選ぶ方法

 

それでは、米国の高配当株を上手に選ぶには、どのようなポイントをチェックすればいいかを解説します。

 

  • 配当利回り
  • 連続増配
  • 今後の成長性

 

それぞれのポイントを、さらに詳しく紹介していきます。

 

配当利回りが高いかどうか

 

米国の高配当株の最も魅力的なポイントは、配当利回りが高い点です。

 

そのメリットを十分に享受するには、配当利回りの高い米国株を選ぶ必要があります。

 

一般的には、配当利回りが3〜4%程度の株は、高配当株に位置付けられます。

 

その目安を超える株をチェックして、投資対象と考えるといいでしょう。

 

連続増配を続けているかどうか

 

連続増配を続けている企業は安定した収益を得ていて、株主に配当金で還元する想いの強い企業といえるため、高配当株投資をする上でチェックしたいポイントです。

 

先ほど、リスクの部分で連続増配がずっと続くとは限らないと書きましたが、とはいえ過去のデータは未来を予想する1つの指標となります。

 

長期間連続増配を続けている企業は、配当が不安定な企業と比べたら、安定感があるといえるのではないでしょうか?

 

今後どうなるかはわからないとはいえ、これまでの増配のデータを参考にしながら投資先を選ぶのは重要なポイントだといえます。

今後も成長性が見込めるかどうか

 

米国の高配当株を選ぶ上で、今後も成長していくかどうかを確認するのが大切です。

 

現在安定していて高配当を出している企業でも、成長が止まってしまったり減衰する一方だったりすると、いずれ減配してしまうのが目に見えています。

 

売上や経常利益などを確認し、安定した業績が出せているかということや、自己資本比率や負債比率を確認して財務体質をチェックしましょう。

 

不安が残る企業は、投資を考え直した方が良いかもしれません。安心して投資できる企業を選ぶのがおすすめです。

 

米国の高配当株投資におすすめの銘柄3選

 

最後に、おすすめの米国の高配当株を3つ紹介します。

 

さまざまな分野の企業を集めたので、興味のある企業を探してみましょう。

 

こちらで紹介する3社の現在の株価や配当利回りについては、以下の表をご覧ください。

 

株価(USD)配当利回り
コカ・コーラ(KO)62.033.03%
ジョンソン&ジョンソン(JNJ)155.002.92%
デューク・エナジー(DUK)96.474.17%

※2023年3月31日現在

 

コカ・コーラ(KO)

 

言わずと知れた清涼飲料水メーカーのコカ・コーラは、60年間連続増配を誇ります。

 

安定した業績が特徴で、不況の時でも需要が下がらないため、景気後退局面に強さを発揮する企業です。

 

コカ・コーラ社は2022年にCFOであるジョンマーフィー氏がマーケティングに力を入れて、消費者ニーズや商品の質をアップすると発表しています。

 

まだまだ成長していくことが期待できる企業だといえるでしょう。

 

ジョンソン&ジョンソン(JNJ)

 

日本でも多くの衛生用品や医薬品が販売されている、大手総合ヘルスケアメーカーのジョンソン&ジョンソン社です。

 

10年間で3倍にも株価が伸びていて、今後も益々の発展が見込まれる企業だと期待できます。

 

なぜなら先進国の高齢化社会や、新興国の医療市場拡大が予想できるからです。

 

増配率が6〜7%と高めなのもポイントで、今後も高配当が支払われる可能性が高いでしょう。

 

デューク・エナジー(DUK)

 

アメリカの大手電力・エネルギー会社のデューク・エナジーは、配当利回りが4%前後で推移しています。

 

インフラを扱う企業なので、景気によって業績が乱れにくい特徴があり、安定感があるのがおすすめポイントです。

 

増配年数は14年と、他の米国株に比べると短めですが、今後も伸びていくことが予想できます。

 

まとめ

 

 

こちらの記事では、米国の高配当株について魅力やリスク、選び方を紹介し、おすすめの銘柄についてもピックアップしました。

 

米国の高配当株に投資したいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

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- 執筆
和田 あゆみ
3児の子育ての傍ら、Webライターとして活動しています。 子どもたちにさまざまなことを経験させたい、教育資金も確保したい、という想いから初心者でもはじめやすい投資に興味があり、つみたてNISAや米国ETFへの投資をはじめました。 私と同じように、子どもたちや家族、自分の将来のために投資をしてみたい人にわかりやすい、丁寧な記事執筆を目指しています。
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