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銀行株の特徴やおすすめの人|今後の動向を徹底解説!

目次

 

 

2022年12月に日本銀行は長期金利の変動幅をこれまでの0.25%から0.5%に引き上げました。

 

実質の金利の引き上げと見られ、為替や株価は大きく反応したのを覚えている方は多いのではないでしょうか。

 

そして、実質金利の引き上げで注目されているのが、金利の引き上げの恩恵を受けやすい「銀行株」です。

 

長らく銀行株は低迷をしていましたが、今後どのような動きをするのか予想をしました。

 

銀行株の特徴などについてもわかりやすく説明をしますので、参考にしてください。

 

銀行株の特徴

 

銀行株の特徴は主に3つあります。投資する方が多い、メガバンク株の特徴に置き換えて説明をしますので、参考にしてください。

 

  • 配当が高い
  • 今後の値上がりに期待できる(金利が上がるから)
  • 安定感がある

 

それぞれの特徴についてわかりやすく説明をします。

 

配当が高い

 

銀行株、特にメガバンク株の配当は高い傾向にあります。3大メガバンクの3月15日の配当利回りを調べてみました。

 

  • (株)三菱UFjフィナンシャル・グループ(8306)3.74%
  • (株)三井住友フィナンシャルグループ(8316)4.27%
  • (株)みずほフィナンシャルグループ(8411)4.45%

 

いかがでしょうか?

 

4%近い利回りを確保できるのは、特に、配当を重視して投資をする方にとって大きなメリットになるのではないでしょうか。

 

株式の最大の醍醐味はキャピタルゲインにありますが、インカムゲインはキャピタルゲインに比べ安定して受け取れる収益です。

 

高い配当を受け取れるのは、銀行株の大きな特徴になります。

 

今後の値上がりに期待できる (金利が上がるから)

 

銀行には様々な収益源があり、投資信託や保険の販売で得られる収益や海外営業で得られる収益などがあります。

 

最近は、為替や株式のトレードをディーラーが行い収益を狙う市場部分の収益も大きな収益の柱です。

 

このように、様々な収益源が銀行にはありますが、銀行の根幹の収益はストック収益になります。

 

ストック収益とは、企業への貸出金や個人の住宅ローンなどから得られる金利収入です。高い金利を取れれば、その分、大きな収益になります。

 

冒頭説明した通り、日銀は実質2022年12月に長期金利の引き上げを行いました。

 

今後金利の引き上げに伴い、銀行の収益が回復するとみられ、株価が上昇するのではないかとみられています。

 

安定感がある

 

こちらはメガバンクに限った話になるかもしれませんが、銀行はなんだかんだ経営は安定しています。

 

獲得している収益も大きく、メガバンクが潰れると、日本経済に多大な影響を与えることから、なかなか潰すのは難しいはずです。

 

株式投資をする上で安定感があるかどうかは重要な基準になるので、銀行株の大きなメリットになるでしょう。

 

銀行の未来を予想

 

現在メガバンクを中心に銀行は大きな変革を行っています。

 

あるメガバンクの例を参考に銀行の改革について紹介します。

 

メガバンクAはセブンイレブンやソニーなど、様々な業種が銀行業に参入している現状に危機感を覚えていました。

 

銀行の収益元の1つである決済業務の収益が少なくなる可能性を感じていたのです。

 

決済業務の収益とは振込や為替業務などから得られる収益になります。

 

様々な業種が銀行業に参入することによって、振込などの手数料は引き下げられ、収益を圧迫すると予見していました。

 

結果として、メガバンクAは人件費など固定費用を減らすことに注力をするようになったのです。

 

具体的には新卒採用を抑え、駅前の家賃の高い店舗を統廃合するようになりました。

 

さらに2023年に入って、既存の銀行の店舗をなくし、ショッピングモールなどに店舗を移す施策を行っています。

 

支店ではなく、出張所といった形態にすることによって、店舗の従業員の数を極限まで少なくし、人件費と家賃の節約を両立しているのです。

 

また、銀行の人件費の大きなシェアを占める事務関連についても支店で事務を行わなくすることによって削減をしています。

 

具体的には支店のバックオフィスを事務センターに集約をし、店舗の人数を減らすことに成功したのです。

 

さらに、アプリなど、ネットバンキングにも力を入れ、すべての手続きをネットバンクで手続きをできるように動いています。

 

アプリで手続きを完結できれば支店に行く必要がなくなるため、さらなる支店と人の削減ができるからです。

 

稼げない部門の人を削減し、稼げる部門を少数精鋭で運営するようになっています。

 

このように銀行は、財務体質を強くする経営を行っているため、銀行の未来は明るいといえるでしょう。

 

おすすめの銀行株

 

この章では、おすすめの自己株を3つ紹介します。

 

  • 三井住友フィナンシャルグループ
  • 三菱UFJフィナンシャルグループ
  • SBI新生銀行

 

それぞれの銀行株の特徴についてわかりやすく紹介をします。

 

三井住友フィナンシャルグループ

 

三井住友フィナンシャルグループは3大メガバンクの中でも圧倒的に改革のスピードが速いといわれています。

 

2023年3月にSBI証券や三井住友クレジットカードと連動した新しい銀行口座、「Olive」を発表しました。

 

Oliveはほとんどの手続きをアプリで完結でき、クレジットカードの管理やSBI証券での資産運用も1つのアプリでできます。

 

今後さらに支店を減らし、収益を改善させる大きな武器になりそうです。配当も高くおすすめの銘柄です。

 

三菱UFJフィナンシャルグループ

 

三菱UFJフィナンシャルグループは3大メガバンクの中で、最も規模が大きい金融グループになります。

 

圧倒的な規模を生かして2021年の収益は約1兆1301億円を計上しました。

 

今後も圧倒的な規模を生かした経営が期待されるため、さらなる大きな収益を出す可能性は十分にあります。

 

こちらも、配当が高くおすすめの銀行株です。

 

SBI新生銀行

 

SBI新生銀行は、2023年1月に誕生しました。SBIホールディングスが2022年10月に新生銀行の株式を取得した結果、誕生した銀行になります。

 

旧新生銀行は不良債権の処理に苦しみ、業績をなかなか上げることができませんでした。

 

しかし、日本最大のネット証券のSBI証券を有するSBIホールディングスが経営を行うことにより大きな変革が期待できます。

 

今後の動向に注目が集まる銀行といえるでしょう。

 

銀行株がおすすめの人

 

 

最後に銀行株がおすすめの人の特徴を2つ紹介します。

 

  • 配当狙いの人
  • 倒産の心配をしたくない人

 

それぞれの特徴についてわかりやすく説明をします。

 

配当狙いの人

 

冒頭の方で説明しましたが、メガバンク株の配当は4%前後と非常に高いです。

 

株価は長らく低金利が続いた影響で低迷していましたが、今後金利が上昇すれば、株価の上昇を期待できます。

 

もちろん株価については順調に上がるかは分かりませんが、配当は、安定的に出る可能性が高いので、配当狙いの方におすすめです。

 

倒産の心配をしたくない人

 

メガバンクは人員削減や、店舗改革など様々な改革をしています。

 

メガバンクが破綻すると、日本経済に多大な影響を与えるため、倒産のリスクは極めて少ないはずです。

 

倒産の心配をせず、株式を保有したい方にも良い銘柄であるといえるでしょう。

 

まとめ

 

 

今回は、銀行株の説明をしました。金利の上昇が期待される。今、銀行株にも大きな注目が集まっています。配当が高く、安全性が高い銀行株への投資を検討してみてはいかがでしょうか。

 

株式などの投資で利益を得るためには正確かつ最新の金融情報を知る必要がありますが、残念ながらインターネットには不正確な情報も多いですし古い情報もあります。

 

正確な情報や最新の情報を得るためには利用するサイトが重要です。FastPlusには金融に関する正確かつ最新の情報が常に更新されているので是非参考にしてみてはいかがでしょうか?

- 執筆
Fast-staff
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